このページは屋根でお困りの方へ少しでも参考になればと思います。
皆様は【屋根カバー工法】という屋根リフォーム方法をご存知でしょうか?
★塗装だけでは強度を維持出来ない屋根。
★塗装が不可能な屋根材
があるのをご存知でしょうか。
そういった屋根に関する専門的な知識が無く知らずに塗装を行う塗装業者がいます。
そのせいでご依頼主の施主様が全く意味の無い工事。むしろ悪循環になる工事に費用をかけてしまっているケースが数多くあります。
ハウスアートも以前他業者で塗装してしまい現在困っている施主様から何組もご相談いただきました。
そこで今回は屋根を塗るのではなく、新しい新品の屋根を張る施工【カバー工法】についてご説明させていただきたいと思います。
住宅の屋根材として最も使用されていることが多い屋根材が
【カラーベスト】
と呼ばれる屋根材で皆様一度は耳にしたことがあるかとおもいます薄型スレート屋根材。
勿論状態によっては塗装工事は行われている屋根材です。
例えば前回の屋根塗装の際に縁切りといって屋根の段差の部分にあえて隙間を作り水の逃げ道を作る作業が必要な場合があります。
ですが前回の塗装業者はその作業を行わず屋根塗装を行い、屋根材の段差が塗料で塞がれてしまい。屋根の縦目地から雨水が侵入し抜け切らず屋根の内部が雨水の湿気で腐食し雨漏りを引き起こしてしまいます。
そういった工事後のことを考えない工事のせいで次回の塗り替えの際屋根塗装を行うことが難しく雨漏り補修、下地補修等本当に余分な費用がかかってしまいます。
そもそも塗装を行ったとしても屋根材そのものが割れやすかったり、剥がれたり塗装を行っても耐久性が上がらず塗装自体しない方が良い屋根材が数多く存在します。
一部ですがそのような屋根材をいくつかご紹介します。
【コロニアルNEO】というスレート屋根材は塗装はオススメしないというのは色々調べられているお客様はご存知かと思いますが
その他でも良く名前が上がるのが
【パミール】
1996年〜2008年まで発売
【ザルフ】
2001年〜2006年まで発売
【かわらU】
1990年〜2007年まで発売
他にも数多く塗装とは相性が悪い屋根材が存在します
※▼アーバニーグラッサ
↑この屋根も塗装には不向きな屋根材となります。
かなりの種類があり業者でなければ分からないような屋根材もあります。
是非ご自宅の図面に記載されている使用材料のご確認をお願いするとともに心配の場合は是非弊社にご連絡ください。
弊社は外壁塗装、屋根塗装は勿論ですが屋根工事も得意としております。
屋根葺き替え、屋根カバー工法、屋根瓦漆喰、屋根瓦ラバーロックと様々な作業を日々ご依頼いただいておりますがこの記事では屋根カバー工法をメインにご説明させていただきます。
【屋根カバー工法のメリット】
① 既存の屋根をそのまま残して上に新規屋根材を被せる為工事を進めていくため撤去廃材がかなり少なく処分費用を大幅に削減出来ます
② 葺き替え工事より工期が短く、解体の埃等も少ない為施主様へのストレスが少なくご近隣様への配慮へ繋がります
③新規屋根材を被せる為、耐久性、遮音性、断熱性が格段に上がります。
【屋根カバー工法のデメリット】
①葺き替え前の段階で雨漏りが発生していて屋根材の下地が痛み、腐食等がある場合はカバー工法ではなく葺き替え工事になってしまう場合もあります。
※屋根材を撤去し下地を補修する必要がある為
②既存が瓦屋根のお宅はカバー工法が不可で葺き替え工事となってしまいます。
※一部差し替えや積み替え、調整は可能
③費用が塗装よりも上がる
今後しばらく屋根の心配をするのが嫌な方は是非カバー工法をオススメします。
次に屋根カバー工法の流れを簡単にご紹介します
【ルーフィング貼り】
まずは高圧洗浄にて施工箇所を清掃し、既存屋根の上からルーフィング(防水紙)を設置するのですがその前に支障物になる雪止め金具や板金などを撤去しルーフィングを設置していきます。
【屋根材取り付け】
ルーフィングの後は屋根材の取り付けになります。屋根カバー工法は屋根が二重になることから以前よりも屋根自体の重さが増してしまいますが、使用する屋根材は軽量な金属製の屋根材を使うことで重さの負担は軽減できます。
【完了】
最後に棟板金等や金具などの役物を設置して屋根カバー工法は完了となります。
見た目もスッキリしますし貼る屋根材も様々な種類、色がありますのでご安心ください。
長持ちする屋根カバー工法といっても、既存屋根の状態や使用している屋根材が瓦などの場合は屋根カバー工法は不可となりますが、ご自宅の屋根の状態は知識ある業者に調査を依頼し、その上で判断することをおすすめ致します。
塗装業者に塗り替え見積を取られる際、ご自宅の屋根は塗装可能がどうかをしっかりとご確認お願いします。その確認が数十年後の後悔を防ぎます。
少し余談ですがいくらカバー工法がお勧めといってもやはり大きな費用がかかってしまう工事です。
例えば屋根が一部割れていたりと補修はしたいけどすぐに全面カバー工法をしなければならないということはございません。
お客様自身のリフォーム計画、ご予算のご都合もあります。そのような場合は全面ではなくとも部分補修も可能です。
その一部の作業をご紹介します。
▼スレート屋根部分差し替え
スレートズリッパーという工具で中の釘を抜きスレートを外していきます。
※スレーターズリッパーとも呼びます
▼新規スレート屋根差し込み
新規スレートを差し込み固定して完了です。
他にも様々な部分補修が可能です。
『心配な所があるけど、大工事にならないか心配』
『こんな小さな事で業者を呼んで良いのか』
このような事を考えている方は是非ご相談ください。
状態をしっかりご説明し、お客様にとっての最善の策を一緒に考えます。
以上が屋根リフォームのご紹介でした。
長い記事をご覧いただきありがとうございました。
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