【安さで選ばないで!】ハウスアートが値段勝負をやめた理由

こんにちは。ハウスアートの篠田隆介です。
平素は大変お世話になっております。

こちらの記事ではタイトルのとおり、「弊社が他社との値段勝負をやめた理由」についてお話ししようと思います。
唐突だな、と思われたかもしれませんが、とくに外壁塗装を検討されているお客様には早めにお耳に入れてほしいと考えましたので、掲載させていただくことにいたしました。

なぜ、ハウスアートが他社との値段勝負をやめたのか。
答えは単純です。

塗装後、何十年とお客様とお付き合いをしたいから!

これが1番の理由です。
塗装が終わっても胸を張ってお客様とお付き合いしてまた次の塗替え、お困り時に弊社を頼ってほしい。お客様に不利益を与えたくない。

それが価格勝負をやめた大きな理由です。

そして意外に思うかもしれませんが、値引きにおいて損をしているのは、実は施工業者ではなくお客様自身です。
悲しいことですが、これがあまり知られていません。
現在はあまりいい景気とは言えない状況なので、生活に余裕がないという方も多く、仕方のない部分もあるのかもしれませんね。
一番悪いのは、その切実な想いを利用する悪徳業者ではありますが……。

なぜ弊社が価格勝負をやめたのか。
その理由とあわせて、適切な施工をしてくれる業者の見分け方をお伝えていきたいと思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。

■良くない業者の特徴

これから外壁塗装をするお客様で、下の項目に心当たりがあれば要注意です。

① 相見積りを取り、その中で一番安い業者を選べば良いと思う
② 一括見積りポータブルサイトでなら、業者選びは間に合うと思っている
③ 業者から自社オリジナル塗料をオススメされている
④ 担当者が、見積りに記載されている塗料を把握していない
⑤ 調べると、ショールームや事務所がない

 

①・②は悪徳業者にとって格好の餌食になりやすい考え方ですし、③・④・⑤は一般的に悪徳業者の特徴としてあげられるものです。

塗装業界は悪徳業者がのさばりやすい事業で、訪問販売や悪徳リフォームは今もある話です。
不適切な施工をしたとしても、完工後はまったく問題ない見た目をしているので、発覚するまでに時間がかかります。加えて、お客様には塗装に関する知識がどうしても少なく、不正に気づきにくいという理由も。

悪徳業者の特徴として多いのは、訪問販売とされています。
訪問販売を完全に否定しているわけではありません。
ですが、訪問販売での被害が多いのは事実です。

■注意したい値引きの仕組み

訪問販売でよくあるのが 大幅な値引き 
値引きと聞くと良いイメージにとらえる方も多いと思いますが、塗装・リフォーム工事においての値引きは大きなリスクが伴います。

そもそも、塗装においての値引きのパターンは大きく2つです。

① 最初に提出する見積り金額をあえて適正金額より大きく記載し、後から徐々に下げて、お客様にお得さを感じさせる
② 施工費から値引きするが、その金額に間に合うよう、施工側が塗料を薄めて使用缶数を減らしたり、工期を無理やり短縮して人件費をかけないようにしたりして工事をする

 

まず①ですがこれは訪問販売で1番多いパターンです。

たとえば『今なら足場を無料にさせていただきます』などと言って、一気に15万円前後の値引きが入ったり、『この地域のモニターになっていただければ』と言ってさらに値引きしたりします。
正直に言います。その値引きの金額は、元々想定していた金額です。

②は工事の質を落とすことにより、安く仕上げるための値引きです。

②の場合は後々早い段階で欠陥、不具合が出る可能性が高いです。
塗装金額は画像のような仕組みになっています。

お客様への値引きはこの材料費や施工費を削られているだけです。
この部分を削られて安心できる方は居ませんよね。むしろお客様にとっては1番大切な部分ですから。

そもそも適正価格というのは、施工するにあたり確実にかかる金額のことです。
もちろん、金額の端数値引き調整などなら減額は分かりますが、工事内容からの値引きは怖いものだと思っていただきたいと思います。

■適切な工事がされない悲劇も

今回この記事を読んでいただいている方に1番お伝えしたいこと。
それは、塗替えリフォームで大事なのは 何年くらい建物をもたせたいか ということです。

たとえば、塗替えであと20年くらい外壁をもたせたいとお思いでも、安い塗料で施工しては20年ももちません。金額は高いですがフッ素塗料や無機塗料等で塗装する必要があります。
※塗装は施工する職人によっても耐久性が変わります。

では、その20年もたせたい外壁自体の傷みが激しい場合はどうでしょうか。
傷んだ外壁の上から高耐久の塗料を塗っても、同じ20年もつのかどうか。

答えはもちろん、もちません。

その場合下地補修はもちろんのこと、塗装ができないと判断された場合は、張替え工事など補修工事が多く増えます。
そうすると金額は塗装に比べて大きくなります。
ですが、金額が大きくなる理屈はわかりやすいですよね。

安く済ませたいからといって、傷んだ外壁に色を付けてきれいにしても、塗装直後はきれいで満足するかもしれません。
ですが数年で傷みや剥がれなどの異常があれば、また補修費用や手間、何よりお客様自身にストレスを与えてしまう結果に終わります。

このような場合、塗装後のことをお客様に明確に説明せず、その場の契約欲しさで安く施工してあげることが本当に良い業者なのでしょうか……。

目先のお金に目がくらんで、未来の仕事と信用を失ってしまうように弊社は思います。

■高い工事にも理由がある

仮にA社、B社、C社に外壁塗装の見積りを取ったとしましょう。
見積り金額がA社が60万B社が70万C社が90万と出ます。
理由を聞くと、このような答えが返ってきました。

あくまで例ですが、A社とB社の回答が同じで、C社だけ違う回答をしていることにはお気づきでしょうか。
この場合、1番話を聞いてあげるべきなのはC社です。

たとえばC社の見解では、

『ベランダの外壁ですが、笠木鉄板の継ぎ目から雨水が入りこんでいます。サイディング内部から水を含んで、外壁がボロボロと破損してきています』と言われた場合、

ぜひいっしょに見ていただき、説明を聞いてください。

説明を受けてみて、お客様が見て聞いて納得できるようなら、そのC社が正解です。

そもそも外壁調査を3社とも行い、そのような指摘がなかったA社B社は外壁調査すらしっかり行ったのか怪しいです。まっとうな塗装業者がそのような異変に気がつかないとは思えません。
意見の同じ業者が多いから、この意見が正しい、ということではないのです。

金額としてはあきらかに90万円のC社が高いですが、補修工事が必要という理由があるなら、その金額は妥当です。理由がしっかり分かれば、安い高い云々の前に、お客様自身が安心できるのではないでしょうか。

もちろん、それでも安く済ませたいお客様ならばA社B社にお願いするパターンもあるかと思います。その場合は仕方ありません。業者を選ぶのはお客様自身なのですから。

僕たちプロが正直にお客様の建物の現状を伝えて、あとどのくらいもたせたいかをお客様と相談し、最善な改善策をご提供する。
それが真に『お客様の安全な暮らしを守る』ということであり、塗装業者の役目だと思っています。

■まとめ

弊社はその場しのぎの工事をして、お客様に不利益を与えるくらいなら、工事をお断りする覚悟を持ってお客様と向き合います。

弊社は資格・技術・経験に基づいて最適な診断、施工を行い、末長くサポートさせていただきます。

それが施工業者とお客様がお互い安心できる工事だと信じています。

この記事を読んでいただいた方に、少しでも業者選びの大切さに気づいていただけたらうれしいです。

これからも生まれ育った三重県を自分達の塗装で彩り、守っていきます。
皆様からのご相談お待ちしております。

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