雨樋は塗装と交換どちらが良い?
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普段住んでいると外壁は気にして見ることはあると思いますが雨樋まで見る人はあまり多くないかと思います。
破損したり漏水したり異常が出た場合にようやく気付くというのが多いです。
そもそも「雨樋って何?」「色褪せくらいなら問題ないでしょ?」と思ってみえる方もいると思います。
しかしこの雨樋は建物において非常に大切な部位で主に雨水を適切に排水する重要な役割があります。
この役割により雨漏り・外壁に付着する汚れ・破損から建物を守ってくれています。
今回は雨樋の劣化・補修方法をご説明させていただきます
【劣化症状】
①汚れ・色褪せ
樋は基本的に塩ビ素材で紫外線のダメージに弱く放置すると色褪せ・変形が発生してしまいます。
この場合紫外線のダメージから樋を保護するために塗装コーティングが必要となります。
②掴み金物の破損
掴み金物の錆が進行して掴み金物の破損が発生してしまいます
この場合掴み金物は交換する必要があります。
③樋の変形・破損
経年劣化の風化により樋が割れたり変形して漏水してしまいます
この場合樋の交換工事を行う必要があります。
【補修方法】
基本的に樋の破損と変形が無く色褪せや汚染だけの場合は塗装コーティングで樋を保護してメンテナンスをすることが出来ます。
塗装の際は紫外線に強い高耐久塗料を使用してもらって下さい。耐久性が低い塗料を使用してしまうと塗り替え工事の後、外壁よりも先に劣化が発生してしまう可能性があるためです。
せっかく足場を架けて塗り替えする場合樋以外の部分とも耐久年数を合わせることが大切になります。
樋が雪の重みや風災によって破損してしまう事もあります。
その場合は塗装では無く交換工事が必要となります。塗装メンテナンスに比べると施工費用は上がってしまいますが新品に変わりますので強度はしっかりと回復します。
風災で樋が破損した場合は火災保険で修繕費用が使用出来ることがありますのでご自宅の保証内容を確認して数社から補修見積をお取り比較検討をしてください。
※保険を使用するからといって高額な見積金額を提示される場合がありますので注意が必要です
【ハウスメーカーで建てられたお宅】
樋は様々な形状があります。セキスイやミサワホーム等のハウスメーカーしか扱っていない物も存在します。
この場合ハウスメーカーに問い合わせをする必要があり取替工事に使用する樋自体の費用が高額になってしまう場合があり、部分交換も難しくなることがありますので劣化が進行して破損する前に塗装メンテナンスを行うことで出費を抑えることが出来ます。
まとめ
築10年前後で外壁や屋根も大切ですが樋もしっかりと点検を行う必要があります。
適切なメンテナンスを行い樋を健全な状態に保っておくことで雨漏りや汚れから大切な住まいを守り続けてくれます。
【三重県の外壁塗装は株式会社ハウスアート】