屋根カバー工法の屋根材はどれがいい?主要メーカー7種類を徹底比較
- 篠田 隆介
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【屋根カバー工法の主要メーカー7種類】|株式会社ハウスアート
こんにちは。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます☻︎
安心とワクワクの外壁塗装専門店ハウスアートです!
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屋根カバー工法を調べていると、
「スーパーガルテクト」
「横暖ルーフ」
「T・ルーフ」
「シルキーG2」
など、さまざまな商品名が出てきます。
どれも金属製の屋根材なので、
「結局どれも同じようなものでは?」
と思われるかもしれません。
しかし実際には、同じ金属屋根でも、
使われている鋼板、断熱材の有無、屋根材の形状、表面仕上げ、重量、保証内容
などに違いがあります。
今回は、屋根カバー工法で使用される代表的な屋根材として、
「シダールーフⅡ型」
「スーパーガルテクト」
「横暖ルーフα プレミアムS」
「T・ルーフ」
「スマートメタル」
「シルキーG2」
「ディプロマットスターⅡ」
の7種類を比較していきます。
尚、記載している施工写真はイメージでございます。

■ そもそも屋根カバー工法とは?
屋根カバー工法とは、既存のスレート屋根などを基本的に撤去せず、その上から新しい防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材を施工する工事です。
構造としては、
新しい金属屋根
↓
新しい防水シート
↓
既存のスレート屋根
という状態になります。
既存屋根を撤去する葺き替え工事と比較すると、
廃材を減らしやすく、工期や撤去費用を抑えやすいことがメリットです。
ただし、カバー工法で重要なのは、
「カバー工法をするかどうか」だけでなく、「その上に何の屋根材を施工するか」
ということです。

■ 金属屋根は大きく3タイプに分けると分かりやすい
今回比較する屋根材は、大きく分けると3つのタイプがあります。
① 縦方向に施工する「縦葺き系」
シダールーフⅡ型などがこれにあたります。
屋根の頂上から軒先方向へ長い金属板を施工するため、雨水が流れる方向の継ぎ目を少なくしやすいのが特徴です。
② 断熱材一体型の「横葺き系」
スーパーガルテクト、横暖ルーフα プレミアムS、シルキーG2などが代表的です。
金属鋼板の裏側に断熱材を一体化させているものが多く、金属屋根の軽さに加えて断熱・遮熱性能も考えられています。
③ 表面に天然石を使用した「石粒付き鋼板」
T・ルーフやディプロマットスターⅡなどです。
金属鋼板の表面に天然石粒を施すことで、
一般的な塗装金属屋根とは違った質感を持たせています。
石粒による意匠性だけでなく、雨音を和らげる効果なども特徴です。
T・ルーフはガルバリウム鋼板に天然石を施した構造、
ディプロマットスターⅡはジンカリウム鋼板に石粒仕上げを採用しています。

■ まずは7種類を簡単に比較

■ ① シダールーフⅡ型|シンプルで雨仕舞に強い縦葺き屋根
屋根カバー工法の選択肢としてご紹介したいのが、
ミツイバウ・マテリアルのシダールーフⅡ型です。
シダールーフⅡ型は、
屋根材同士を嵌め合わせて施工する吊子一体型の嵌合式立平葺き金属屋根です。
一般的な横葺きの金属屋根とは異なり、
屋根の流れに沿って縦方向に長く施工するのが特徴です。
屋根の上から下まで一枚の板で施工できるため、
途中に横方向の継ぎ目をつくらずに納めることができ、雨仕舞に優れた構造となっています。
長い屋根面でも継ぎ目を少なくできるため、
シンプルでシャープな外観に仕上げやすい屋根材です。
突出した断熱性能などを付加した屋根材というより、
軽量性・雨仕舞・施工性・シンプルなデザインを重視した立平系の金属屋根です。

■ ② スーパーガルテクト|アイジー工業
屋根カバー工法で非常によく名前を聞くのが、
アイジー工業のスーパーガルテクトです。
表面には耐食性を高めた「超高耐久ガルバ」を使用し、その下に断熱材を一体化しています。
重量は約5.0kg/㎡、厚さは最大16mm。
金属屋根らしい軽さを確保しながら、
遮熱鋼板と断熱材を組み合わせているのが大きな特徴です。
保証についても、
塗膜15年
赤さび20年
穴あき25年
突出して一つの性能だけを追求するというより、
軽さ・断熱性・耐久性・価格のバランスを取りやすい屋根材
という位置付けで考えると分かりやすいでしょう。

■ ③ 横暖ルーフα プレミアムS|ニチハ
ニチハの「横暖ルーフ」シリーズの中でも上位モデルとなるのが、横暖ルーフα プレミアムSです。
※「横段ルーフ」と表記されることもありますが、正式名称は「横暖ルーフ」です。
表面材にはフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板を使用。
さらに約17mmの硬質ウレタンフォームを一体化しています。
先ほどのスーパーガルテクトと同じ断熱材一体型の横葺き金属屋根ですが、
大きな特徴は、フッ素塗装を採用したプレミアム仕様であることです。
保証も、
塗膜の変色・褪色20年
塗膜のヒビ・割れ・剥がれ20年
赤錆20年
穴あき25年
となっています。
断熱性能と表面塗膜の耐候性を長期的に重視したい方
に向いたハイグレードな屋根材と言えるでしょう。

■ ④ T・ルーフ|LIXIL
LIXILのT・ルーフは、
スーパーガルテクトや横暖ルーフとは見た目も構造も大きく異なります。
ガルバリウム鋼板の表面に天然石を吹き付けた石粒付き鋼板屋根です。
例えばT・ルーフ モダンNでは、重量は約6kg/㎡。
一般的な瓦と比べれば非常に軽量ですが、
表面に天然石粒があるため、一般的な塗装金属屋根とは違った質感があります。
天然石粒にはデザインだけではなく、
雨粒が金属板に直接当たる音を和らげるというメリットもあります。
LIXILではT・ルーフについて「30年間塗り替え不要」と案内しており、
保証については表面コート10年、基材30年が設定されています。
金属屋根特有のツルッとした外観ではなく、
瓦に近い重厚感や天然石ならではの質感を求める方
に向いています。

■ ⑤ スマートメタル|ケイミュー
ケイミューといえばコロニアルなどのスレート屋根で有名ですが、
金属屋根としてラインアップされているのがスマートメタルです。
大きな特徴は、基材に**エスジーエル(SGL)**を採用していること。
マグネシウムを含有した高耐食めっき鋼板で、
メーカーは従来のGL鋼板より高い耐食性を特徴として挙げています。
重量は3.3㎡あたり約15kgなので、約4.5kg/㎡。
今回比較している屋根材の中でも軽量な部類です。
さらに2寸以上の勾配に対応しているのも特徴です。
保証は、
塗膜15年
赤錆20年
穴あき25年
となっています。
スーパーガルテクトや横暖ルーフのような厚いウレタン断熱材一体型ではありませんが、
軽量性・耐食性・施工性を重視した金属屋根
として候補になります。

■ ⑥ シルキーG2|福泉工業
福泉工業のシルキーG2も、カバー工法で使用される断熱材一体型金属屋根です。
表面には55%アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板を使用し、遮熱顔料入りのちぢみ塗装を採用。
裏側にはウレタンフォーム+アルミライナー紙が施工されています。
重量は3.3㎡あたり約17kgなので、約5.2kg/㎡。
最低施工勾配は2.5寸以上です。
保証についても、
塗膜15年
赤さび20年
穴あき25年
性能構成としてはスーパーガルテクトに近く、
軽さ・断熱性・耐候性・価格のバランスを考えやすい屋根材
といえるでしょう。

■ ⑦ ディプロマットスターⅡ|ディートレーディング
最後が、ディートレーディングのディプロマットスターⅡです。
T・ルーフと同じく、表面に石粒を使用した金属屋根です。
基材には厚さ0.39mmのジンカリウム鋼板を使用し、
その表面をセラミックコーティングされた天然石粒で仕上げています。
重量は約6kg/㎡。
こちらも石粒付き金属屋根なので、
金属板だけの屋根材とは異なる質感を持っています。
表面の石粒には、雨音を吸収・拡散させる効果や、
屋根から雪が一気に滑り落ちることを抑える効果もメーカーから紹介されています。
また、自然石粒仕上鋼板部材について
施工完了日から30年間の製品保証が設定されています。
T・ルーフと同じ石粒付き鋼板というカテゴリーですが、
デザインや施工方法、保証制度などが異なります。
金属屋根の軽さを保ちながら、意匠性や長期耐久性も重視したい方
には魅力的な選択肢です。

■ スーパーガルテクト・横暖ルーフ・シルキーG2は何が違う?
この3種類は非常によく似ています。
いずれも、
金属鋼板+断熱材
という構造を持った横葺き屋根です。
その中でも、
スーパーガルテクト
→ 性能と価格の総合バランスを取りやすい
横暖ルーフα プレミアムS
→ フッ素塗装と最大17mmの断熱材を採用した上位仕様
シルキーG2
→ ウレタン一体型で比較的シンプルに性能をまとめた製品
という違いがあります。
単純に「耐用年数が○年長いからこちら」という選び方ではなく、価格差と必要な性能を比較することが大切です。

■ T・ルーフとディプロマットスターⅡは何が違う?
この2つも比較されやすい屋根材です。
どちらも、
軽量な金属鋼板+天然石粒
という構造です。
重量も約6kg/㎡と近く、一般的な金属屋根よりも表面に立体感があります。
一方で、メーカー、基材、デザイン、施工方法、保証制度などは異なります。
T・ルーフはLIXILブランドで、現在はクラシックR、モダンN、ヴェルウッドNなどのデザインがあります。
ディプロマットスターⅡは直線的なデザインが特徴で、
セラミックコーティングした自然石粒を採用しています。
そのため、この2つについては、
性能だけでなく実物の質感や住宅とのデザイン相性まで確認して選ぶ
ことをおすすめします。

■ 結局どの屋根材が一番いいの?
ここまで比較すると、
「結局どれが一番長持ちするの?」
と思われるかもしれません。
しかし、屋根材は単純なランキングでは決められません。
例えば、断熱性能を重視するのであれば断熱材一体型の屋根材が候補になります。
低勾配の屋根なら、施工可能勾配も重要です。
海の近くなら塩害への対応も確認する必要がありますし、
太陽光パネルを設置する予定があれば、その屋根材に適した取付方法まで考える必要があります。
さらに屋根の形が複雑であれば、
材料そのものの価格だけでなく、役物や加工、施工性によって工事金額も変わります。
つまり、
「一番高い屋根材=その家に一番いい屋根材」ではありません。

■ カバー工法では屋根材より先に確認することがあります
そして、屋根材を比較する前に最も重要なのが、
そもそもその住宅がカバー工法できる状態なのか
ということです。
既存のスレート屋根の下にある野地板が大きく傷んでいたり、
長期間雨漏りしていたりする場合には、カバー工法ではなく葺き替え工事が必要になることがあります。
反対に、屋根材の状態によっては塗装やシール工法など、
カバー工法より小さな工事で対応できるケースもあります。
そのためハウスアートでは、
「この商品を施工したい」から考えるのではなく、
まず現在の屋根の状態を確認すること
を大切にしています。

■ まとめ|屋根カバー工法は「メーカー」だけで決めない
今回ご紹介した、
シダールーフⅡ型、スーパーガルテクト、横暖ルーフα プレミアムS、T・ルーフ、スマートメタル、シルキーG2、ディプロマットスターⅡ。
どれも屋根カバー工法の選択肢になりますが、それぞれ特徴が違います。
・断熱材一体型を選ぶのか。
・天然石粒付きの屋根材を選ぶのか。
・シンプルな立平屋根にするのか。
・耐候性を重視するのか。
・デザインを重視するのか。
・予算とのバランスを重視するのか。
大切なのは、
「どのメーカーが一番いいか」ではなく、
「現在の屋根と、これからの住まい方にどの屋根材が合っているか」
を考えることです。
価格はおすすめする使用建材で大きく変動しますので、
今回の記事はあくまで参考値として読んでいただけると幸いです。
ハウスアートでは、既存屋根の種類や劣化状態、屋根勾配、立地条件などを確認したうえで、
塗装・シール工法・カバー工法・葺き替えまで含めて適切な方法をご提案しています。
屋根は一度工事すると、次のメンテナンスまで長い付き合いになります。
だからこそ価格だけではなく、屋根材の中身まで比較して選ぶことが大切です。

■ 気になることは、いつでもご相談ください
「ここも塗れるのかな?」
「足場がなくてもできる?」
など、小さな疑問を大歓迎しております!
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現場を見ながら、
必要なもの・必要でないものをきちんとお伝えします。 -
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外壁だけでなく、
お家全体を長く守り、 -
皆様の安心とワクワクのための塗装を大切にしています。
気になることがあれば、
いつでもお気軽にご相談ください。 -

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